
楽天カードでも請求書カード払いは使えます。Visa・Mastercardブランドの楽天カード(楽天ビジネスカードを含む)なら、ワンバンク請求書カード払いで取引先への振込をカード決済にできます。 JCB・アメックスブランドの楽天カードは対象外です。
手数料は初回1.9%(税別)、2回目以降3%(税別)。楽天カードは月末締め翌月27日払いなので、月初に払えば出金を約57日延ばせます。
この記事では、楽天カードで請求書を払う手順、楽天ビジネスカードの条件、ポイントの付き方と注意点(ワンバンクへのチャージは対象外)、個人事業主が事業の支払いを楽天カードにまとめるときの分け方を説明します。
楽天カードで請求書を払う手順

楽天カードには請求書カード払いのサービスがありません。楽天ペイの「請求書払い」は、コンビニ払込票のバーコードを読み取る個人向けの仕組みで、取引先への銀行振込には使えません。
取引先への振込を楽天カードで払うには、請求書カード払いのサービスを使います。ワンバンクの場合の手順です。
- ワンバンクに登録する
- 請求書をアップロードする
- 楽天カードで決済する
- ワンバンクが取引先に振り込む
- 翌月27日に口座から引き落とし
登録に要るのは本人確認書類、開業届か法人番号、楽天カードの3つです。手数料は決済の前に画面に出ます。営業日12時までに申し込めば振込は最短その日のうちです。取引先には設定した名義で届き、カード払いは伝わりません。
使える楽天カード・使えない楽天カード
| 楽天カードの種類 | ブランド | ワンバンク請求書カード払い |
|---|---|---|
| 楽天カード(一般・ゴールド・プレミアム) | Visa・Mastercard | 使える |
| 楽天カード(一般・ゴールド・プレミアム) | JCB・アメリカン・エキスプレス | 使えない |
| 楽天ビジネスカード | Visa | 使える |
| 楽天銀行デビットカード | Visa・JCB | Visaは使える(支払いは延びない) |
ワンバンクが対応しているのはVisa・Mastercardのクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードです。JCB・アメックスの楽天カードしか持っていない場合は、Visa・Mastercardの楽天カードを追加で作るか、アメックス・JCBに対応するサービスを使います。
楽天ビジネスカードの条件
楽天カードの法人・個人事業主向けカードです(2026年9月29日時点の公式サイトの記載)。
- 年会費2,200円(税込)。ただし楽天プレミアムカード(年会費11,000円、税込)の付随カードで、単独では申し込めない
- 申し込めるのは20歳以上で安定した収入のある法人代表者、または個人事業主
- ブランドはVisaのみ。ワンバンク請求書カード払いで使える
- ポイントは100円につき1ポイント
- 楽天プレミアムカードと合わせた利用可能額は最高300万円
- 支払いは1回払いのみ。キャッシングは使えない
- 法人の引き落とし口座は法人名義
年会費は2枚合わせて13,200円です。楽天市場での仕入れが多い、楽天プレミアムカードの特典(空港ラウンジなど)を使う、経費と私用を完全に分けたい、という場合に向きます。年会費をかけたくなければ、個人の楽天カード(Visa・Mastercard)でも請求書カード払いは使えます。
ポイントは付くのか
楽天カードのポイントは、どの加盟店に払ったかで決まります。請求書カード払いの決済相手はワンバンクなので、楽天カードからはその先の支払い内容は見えません。
楽天カード公式の「還元率が異なるご利用先」一覧(2026年9月29日時点)に、請求書カード払いの記載はありません。通常どおり100円につき1ポイントが付く前提で考えてよいですが、楽天カードの規定は変わることがあるので、利用後の明細で確認してください。
注意点は1つです。同じ一覧でワンバンク(旧B/43)への残高チャージは対象外(2025年3月1日利用分から)と明記されています。これは残高へのチャージの話で、請求書カード払いは取引先への支払いの決済です。別の取引です。
ポイントが1%付けば、初回の実質負担は0.9%、2回目以降は2%です。10万円の支払いなら、初回は手数料1,900円(税別)に対して1,000ポイントです。
手数料の目安

| 支払金額 | 初回1.9%(税別) | 2回目以降3%(税別) |
|---|---|---|
| 3万円 | 570円 | 900円 |
| 10万円 | 1,900円 | 3,000円 |
| 30万円 | 5,700円 | 9,000円 |
| 100万円 | 19,000円 | 30,000円 |
| 300万円 | 57,000円 | 90,000円 |
実際の請求には消費税10%が加わります。楽天カードの利用可能額は、振込額と手数料(税込)を足した金額分が必要です。一般の楽天カードの枠は最高100万円が目安なので、それを超える支払いは楽天ビジネスカード(合算最高300万円)か、枠の大きいカードを使います。
個人事業主が経費を楽天カードにまとめるときの分け方
個人の楽天カードを事業の支払いに使うこと自体はできます。問題は私用の支払いと混ざることです。
- 事業専用の1枚を決める: 楽天カードは2枚目を持てます。2枚目を事業専用にすると、明細がそのまま経費の一覧になります
- 引き落とし口座を事業用にする: 事業用の口座から引き落とせば、帳簿づけが楽になります
- 請求書カード払いの利用分は支払手数料と一緒に記帳する: 振込額は請求書の科目(外注費・仕入高など)、手数料は支払手数料として計上するのが一般的です。個別の処理は顧問税理士に確認してください
- 楽天ポイントの扱い: 事業の支払いで得たポイントを使ったときの処理は税理士に確認してください
よくある質問
Q. 楽天カードで請求書カード払いはできますか?
A. できます。Visa・Mastercardブランドの楽天カードと楽天ビジネスカードは、ワンバンク請求書カード払いで使えます。JCB・アメリカン・エキスプレスブランドの楽天カードは使えません。
Q. 楽天カードで請求書を払うとポイントは付きますか?
A. 楽天カード公式の一覧に請求書カード払いの記載はなく、通常どおり1%が付く前提で考えてよいです。楽天は決済相手(ワンバンク)しか見ていないので、その先の支払い内容で率が変わることはありません。ワンバンクへの残高チャージだけは対象外と明記されています。
Q. 楽天ビジネスカードだけ申し込めますか?
A. 申し込めません。楽天プレミアムカード(年会費11,000円、税込)の付随カードで、2枚合わせて年会費13,200円(税込)です。
Q. 支払いはどのくらい延びますか?
A. 楽天カードは月末締め翌月27日払いです。月初の1日に請求書カード払いを使えば約57日、月末に使えば約27日延びます。
Q. 税金も楽天カードで払えますか?
A. 請求書カード払いでは税金は払えません。国税は国税庁のクレジットカード納付で払えますが、楽天カードのポイントは税金だと500円につき1ポイント(0.2%)に下がります。詳しくは税金をクレジットカードで払う手数料をご覧ください。
ワンバンク請求書カード払いの条件
- 手数料 初回1.9%(税別)・2回目以降3%(税別)。月会費・登録料・追加費用は0円
- 1件3万円から1,000万円まで。支払い先は国内の法人、または適格請求書発行事業者(インボイス登録済み)の個人事業主
- 営業日12時までの申し込みなら最短その日のうちに振込。12時以降と土日祝の申し込みは翌営業日
- Visa・Mastercard(デビット・プリペイドも可)。法人カード・個人カードのどちらでも申し込めます
- 振込名義は自由に設定でき、取引先への通知はありません
- 支払いを最大60日先延ばしできます(日数はカードの締め日・支払日で決まります)
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ワンバンク請求書カード払いは、株式会社スマートバンク(資金移動業者 関東財務局長第00084号)が東証プライム市場上場のオリエントコーポレーションと共同運営する請求書カード払いサービスです。初回手数料1.9%(税別)、月会費・登録料・追加費用は0円です。
請求書カード払いの手順を詳しく知りたい方は請求書をクレジットカードで払う方法をご覧ください。PayPayカードをお持ちの方はPayPayカードで請求書カード払いはできる?もあわせてご覧ください。
(更新日: 2026年10月7日)