
届いた請求書は、請求書カード払いを使えばクレジットカードで払えます。取引先がカード決済に対応していなくても構いません。取引先には銀行振込で届き、あなたの出金はカードの支払日まで延びます。
手数料はワンバンク請求書カード払いで初回1.9%(税別)、2回目以降3%(税別)。ポイントも通常どおり貯まります(カード会社の規定による)。
この記事では、請求書をカードで払う手順、かかる手数料、ポイントと手数料の損得、経理上の扱いを説明します。仕組みそのものは請求書カード払いとは?仕組みと使い方で解説しています。
請求書をカードで払う手順(ワンバンクの場合)

- ワンバンクに登録する
- 請求書をアップロードする
- カードで決済する
- ワンバンクが取引先に振り込む
- カードの支払日に引き落とし
登録に要るのは本人確認書類、開業届か法人番号、カードの3つです。請求書は画像かPDFで、取引先名・振込先・金額・支払期日が読めれば足ります。手数料は決済の前に画面に出ます。営業日12時までの申し込みなら振込は最短その日のうち、12時以降と土日祝は翌営業日です。取引先には設定した名義で届き、カード払いは伝わりません。
手数料はいくらか

| 支払金額 | 初回1.9%(税別) | 2回目以降3%(税別) |
|---|---|---|
| 3万円 | 570円 | 900円 |
| 5万円 | 950円 | 1,500円 |
| 10万円 | 1,900円 | 3,000円 |
| 30万円 | 5,700円 | 9,000円 |
| 100万円 | 19,000円 | 30,000円 |
| 300万円 | 57,000円 | 90,000円 |
| 1,000万円 | 190,000円 | 300,000円 |
実際の請求には消費税10%が加わります(初回は税込2.09%、2回目以降は税込3.3%)。月会費・登録料・振込手数料はかかりません。
1,000万円の支払いでは初回1.9%と3%で11万円の差になります。カードの利用枠は振込額と手数料(税込)の合計分が必要です。
他社は2.5〜4%が相場で、最低手数料や一律料金があるサービスでは少額の負担率が上がります。16社の一覧は請求書カード払いおすすめ16社の比較にまとめています。
ポイントで得になるか
カードの還元率が手数料率を上回れば、銀行振込より得になります。
| カードの還元率 | 初回(手数料1.9%) | 2回目以降(手数料3%) |
|---|---|---|
| 0.5% | 1.4%の負担 | 2.5%の負担 |
| 1.0% | 0.9%の負担 | 2.0%の負担 |
| 1.5% | 0.4%の負担 | 1.5%の負担 |
ポイントだけで元を取るのは難しく、本当の価値は出金を最大60日延ばせることです。入金が2か月先の請求書を抱えているとき、支払いだけが先に来る状態を解消できます。
なおカード会社によっては、請求書カード払いがポイント付与の対象外になることがあります。手持ちのカードの規定を確認してください。
経理上の扱い
- 取引先への支払いは、請求書の内容どおりの勘定科目(外注費、仕入高、広告宣伝費など)で計上します
- 請求書カード払いの手数料は支払手数料として経費にできるのが一般的です
- 支払日は、取引先へ振込された日ではなく、カードで決済した日を基準にする会計処理が一般的です。顧問税理士に確認してください
- 領収書は、サービスの利用明細とカード明細を保管します
個別の処理は顧問税理士か所轄の税務署に確認してください。
使えない請求書
- 税金、社会保険料、給与、役員報酬の支払い
- 居住用の家賃、個人への送金、現金化を目的とした取引
- インボイス登録のない個人事業主が発行した請求書(適格請求書発行事業者なら使えます)
- 1件3万円未満の支払い(ワンバンクの場合)
よくある質問
Q. 取引先がカード決済に対応していなくても払えますか?
A. 払えます。請求書カード払いはあなたのカードで決済し、サービス事業者が取引先へ銀行振込する仕組みです。取引先側の対応は要りません。
Q. 個人事業主でも使えますか?
A. 使えます。ワンバンク請求書カード払いは個人事業主・中小企業のほか、独立したての方や副業の方も対象です。開業届か法人番号が必要です。
Q. どのカードが使えますか?
A. ワンバンクはVisa・Mastercardのクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードに対応しています。法人カードでも個人カードでも申し込めます。JCB・アメックスは使えません。
Q. 請求書がPDFではなく紙しかありません
A. スマートフォンで撮影した画像で申し込めます。取引先の名前、振込先、金額、支払期日が読める状態にしてください。
Q. 支払いはどのくらい延びますか?
A. カードの締め日・支払日で決まり、最大約60日です。締め日の直後に申し込むほど長く延びます。仕組みは60日先延ばしの考え方で説明しています。
ワンバンク請求書カード払いの条件
- 手数料 初回1.9%(税別)・2回目以降3%(税別)。月会費・登録料・追加費用は0円
- 1件3万円から1,000万円まで。支払い先は国内の法人、または適格請求書発行事業者(インボイス登録済み)の個人事業主
- 営業日12時までの申し込みなら最短その日のうちに振込。12時以降と土日祝の申し込みは翌営業日
- Visa・Mastercard(デビット・プリペイドも可)。法人カード・個人カードのどちらでも申し込めます
- 振込名義は自由に設定でき、取引先への通知はありません
- 支払いを最大60日先延ばしできます(日数はカードの締め日・支払日で決まります)
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ワンバンク請求書カード払いは、株式会社スマートバンク(資金移動業者 関東財務局長第00084号)が東証プライム市場上場のオリエントコーポレーションと共同運営する請求書カード払いサービスです。初回手数料1.9%(税別)、月会費・登録料・追加費用は0円です。
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(更新日: 2026年10月7日)