
個人事業主・フリーランスでも使えるファクタリング会社は増えていますが、手数料・入金スピード・土日対応・必要書類はサービスごとに大きく違います。この記事では、個人事業主が実際に申し込めるファクタリング6社を公式サイトの公開情報をもとに比較し、状況別の選び方を説明します。
結論から言うと、深夜や土日を含めて急いでいるなら受付・AI審査が24時間365日で土日祝も毎日7:00〜23:00に振込まで行うワンバンク請求書買取、手数料を最優先するなら下限が低いオンライン完結型(OLTA・QuQuMoなど)が候補になります。
個人事業主向けファクタリング6社の比較表
| サービス | 手数料 | 最短入金 | 買取可能額 | 土日祝の入金 | 必要書類 | 契約形態 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ワンバンク請求書買取 | 10〜14%(追加費用なし) | 最短30分 | 5万円〜(初回は最大30万円) | 毎日7:00〜23:00に振込対応 | 3点(請求書・本人確認書類・入出金明細) | 2社間 |
| ペイトナー | 一律10% | 即日 | 1万円〜 | 365日振込可(審査完了時) | 請求書・入出金明細・身分証(初回) | 2社間 |
| ラボル | 一律10% | 審査後最短30分 | 1万円〜 | 24時間365日 | 請求書・エビデンス(メール等) | 2社間 |
| FREENANCE(即日払い) | 3〜10% | 最短5分※ | 記載なし | 記載なし | 会員登録+請求書 | 2社間 |
| QuQuMo | 1%〜(上限非公開) | 最速2時間 | 上限なし | 記載なし | 2点(請求書・通帳) | 2社間 |
| OLTA | 2〜9% | 即日(審査回答24時間以内) | 記載なし | 記載なし | オンライン提出(面談不要) | 2社間 |
※各社の情報は2026年8月4日時点の各社公式サイトの記載に基づく当社調べです(ワンバンク請求書買取の買取可能額は2026年8月時点の当社サービス仕様)。手数料・入金スピード・買取可能額は審査内容により変わります。最新の条件は必ず各社公式サイトでご確認ください。FREENANCEの「最短5分」は申込内容により翌営業日以降になる場合がある旨が公式サイトに記載されています。
各サービスの特徴
1. ワンバンク請求書買取:土日祝も毎日、最短30分で入金
株式会社スマートバンク(資金移動業者 関東財務局長第00084号)が運営する、個人事業主・フリーランス向けのファクタリングサービスです。
- 受付とAI審査は24時間365日稼働。振込を含む最終対応も土日祝日を含む毎日7:00〜23:00
- 必要書類は請求書・本人確認書類・入出金明細の3点だけ。確定申告書や決算書、担保・保証人は不要
- 手数料は10〜14%。申し込み完了前に手数料が表示され、納得できなければその時点でキャンセルできます。事務手数料や年会費などの追加費用はありません
- 買取可能額は5万円から。初回は最大30万円で、その後は利用状況に応じて枠が広がります
- 2社間ファクタリングのため、原則として取引先に通知されません
手数料の下限は他社より高めですが、上限が14%と明示されており、申し込み前に金額を確認してから判断できるのが特徴です。「下限◯%〜」の表示だけで上限が公開されていないサービスでは、審査後に想定より高い手数料を提示される場合もあります。
2. ペイトナー:一律10%、1万円から
一律10%のシンプルな手数料体系で、1万円の少額から買取に対応しています。365日振込に対応しており(審査完了時)、フリーランス・一人法人でも利用できます。
3. ラボル:24時間365日、審査後最短30分
株式会社ラボル(東証プライム上場・セレスの100%子会社)が運営。手数料は一律10%で、1万円から必要な額のみ申請できます。24時間365日の即日振込に対応しています。
4. FREENANCE(即日払い):手数料3〜10%+付帯補償
freeeグループが運営するフリーランス向けサービス。ファクタリング(即日払い)に加えて、業務中の事故などを補償する「あんしん補償」が無料で付帯するのが特徴です。手数料は与信スコアにより3〜10%で変動します。
5. QuQuMo:手数料1%〜、必要書類2点
請求書と通帳の2点のみで申し込め、債権譲渡登記の設定も不要です。手数料は1%〜と下限が低い一方、上限は公開されていません。買取金額に上限はなく、最速2時間で入金されます。
6. OLTA:手数料2〜9%の老舗オンライン型
クラウドファクタリングの草分けで、手数料は2〜9%。24時間以内に審査結果が回答され、申し込みから入金までオンラインで完結します。法人・個人事業主の両方に対応しています。
状況別の選び方
- 深夜・土日にすぐ現金化したい → 受付・審査が24時間365日で、土日祝も振込まで行うサービス(ワンバンク・ラボル・ペイトナー)。振込対応時間まで公開されているかを確認しましょう。詳しくは土日祝の資金調達の記事へ
- 手数料を最優先したい → 下限の低いOLTA・QuQuMoなど。ただし実際の手数料は審査で決まるため、「下限◯%」がそのまま適用されるとは限りません。複数社で見積もりを取り、提示された実額で比べるのが確実です。相場の考え方は手数料の相場と計算例の記事へ
- 書類を用意する余裕がない → 必要書類が2〜3点のサービス(QuQuMo・ワンバンクなど)。確定申告書や決算書が必要なサービスは個人事業主にはハードルが高くなります
- 取引先に知られたくない → 6社とも2社間ファクタリングに対応しています。仕組みは2社間ファクタリングの記事へ
申し込み前の注意点
- ファクタリングは借入ではなく債権の売却なので信用情報には登録されませんが、審査には必ず通るわけではありません。審査の仕組みは審査と信用情報の記事で解説しています
- 後日取引先から売掛金が入金されたら、その回収金をファクタリング会社へ引き渡す流れになります。入金予定と支払いスケジュールは事前に確認しておきましょう
- 手数料が相場(おおむね1〜2割)を大きく超える業者や、契約書を交付しない業者は避けてください。見分け方は違法業者の見分け方の記事にまとめています
よくある質問
Q. 個人事業主でも本当に審査に通りますか?
A. 開業したばかりでも、売掛先(取引先)の信用力と請求書の実在性が確認できれば利用できるサービスが多いです。ファクタリングの審査は申込者本人より売掛先を重視するためです。ただしどのサービスでも審査に必ず通るわけではありません。
Q. いくらから使えますか?
A. ペイトナー・ラボルは1万円から対応と公式サイトに記載されています。ワンバンク請求書買取は5万円からです。1万円台の少額ならペイトナー・ラボル、5万円以上なら6社すべてが候補になります。
Q. 複数社に同時に申し込んでもいいですか?
A. 見積もり比較のための複数申し込みは問題ありません。ただし同じ請求書の同じ金額分を複数社に売却する二重譲渡は契約違反であり、詐欺罪に問われる可能性もあるため絶対に避けてください。一方、他社に買い取ってもらった残りの金額分を申し込むことは二重譲渡にはあたりません。ワンバンク請求書買取では、請求書のうちまだ売却していない残額の範囲でご利用いただけます。他社の可否は各社の規約をご確認ください。
Q. どの会社が一番おすすめですか?
A. 急ぎなら入金対応時間が長いサービス、コスト重視なら実際に提示された手数料が低いサービス、と優先順位によって変わります。迷ったら2〜3社で見積もりを取り、提示額と入金タイミングで比べるのが確実です。
ワンバンク請求書買取は、株式会社スマートバンク(資金移動業者 関東財務局長第00084号)が運営する個人事業主向けのファクタリングサービスです。オンライン完結・最短30分で請求書を現金化できます。
ファクタリングの仕組み全体を知りたい方は、ファクタリング完全ガイドもあわせてご覧ください。