
ファクタリング自体は違法ではありません。売掛金の売買(債権譲渡)は民法で認められた正当な取引で、多くの企業や個人事業主が利用しています。ただし、ファクタリングを装って実質的な高金利貸付を行う「偽装ファクタリング」業者が存在し、金融庁や警察も注意喚起を行っています。
この記事では、ファクタリングが合法である理由と、危険な業者を見分けるチェックポイントを説明します。
ファクタリングが合法である理由
ファクタリングは、保有している売掛金(債権)をファクタリング会社に売却する「債権譲渡」で、民法第466条で認められた取引です。お金を借りるのではなく資産を売るため、貸金業の金利規制(利息制限法)の対象ではなく、信用情報にも登録されません。
一方で「貸付ではない」という形式を悪用し、実質的には貸付なのにファクタリングを名乗って法外な手数料を取る業者が問題になっています。
危険な業者を見分ける7つのチェックポイント
| チェック項目 | 安全なサービス | 危険なサインの例 |
|---|---|---|
| 手数料の提示 | 契約前に明示される | 契約するまで教えない・後から追加請求 |
| 手数料の水準 | 相場の範囲内(2社間で10%台など) | 相場から極端に外れている |
| 分割払い・利息 | なし(売買なので返済という概念がない) | 「分割で返済」「利息」という言葉が出てくる |
| 運営会社の実在 | 会社名・所在地・代表者が明記 | 固定電話がない・所在地が不明 |
| 契約書 | 債権譲渡契約書が交わされる | 契約書がない・金銭消費貸借契約になっている |
| 給与ファクタリング | 扱わない | 給与を対象にしている(貸金業に該当し、無登録なら違法) |
| 取り立て | なし | 脅迫的な連絡・自宅訪問 |
特に「契約書が金銭消費貸借契約になっている」「分割返済を求められる」は、ファクタリングではなく貸付です。無登録の貸金業者からの借入はそれ自体が危険なので、すぐに契約を中止してください。
ワンバンク請求書買取の場合
ワンバンク請求書買取は、株式会社スマートバンク(東京都品川区、2019年設立)が運営しています。スマートバンクは資金移動業者(関東財務局長第00084号)として登録を受けた金融サービス事業者で、家計簿アプリ「ワンバンク(旧B/43)」の運営会社です。
- 手数料は10〜14%で、申し込み完了前に画面に表示
- 手数料以外の追加費用・年会費なし
- 納得できなければ申し込み確定前にキャンセル可能
- 2社間ファクタリングで取引先への通知は原則なし
不安なときの相談先
すでに契約してしまい不安がある場合は、次の窓口に相談できます。
- 金融庁 金融サービス利用者相談室
- 日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター
- 警察相談専用電話(#9110)
よくある質問
Q. ファクタリングを利用したら違法になりますか?
A. いいえ。利用者が罪に問われることはありません。正当な債権譲渡取引です。
Q. 手数料が安すぎる業者は逆に危険ですか?
A. 極端に安い提示で契約させ、後から追加費用を請求する手口があります。「契約前に総額が確定しているか」で判断してください。
ワンバンク請求書買取は、株式会社スマートバンク(資金移動業者 関東財務局長第00084号)が運営する個人事業主向けのファクタリングサービスです。
(更新日: 2026年8月3日)